ELDEN RING ネットワークテスト感想

2022年2月25日発売予定の「ELDEN RING」に関して、幸運にもネットワークテストに当選しました。

テスト期間は2021年11月12日~15日の4日間で、1回3時間のセッションが色々な時間帯で計5回実施されました。
ELDEN RINGには期待している人が多いと思いますし、せっかく頂いた機会なので私のテストプレイの感想を残しておこうと思います。

なお、下記のQAにあるとおり、ビデオクリップや画像の掲載は禁止されていますので文章だけになります。

ネットワークテストQAからの抜粋

1 前提条件

  • 本記事の趣旨
    私自身は、FROM SOFTWAREさんのいわゆる「死にゲー」は「SEKIRO」(Steam版)しかプレイしたことがありません。
    そのうえ、自分が持っていたゲームパッドがイマイチ合わなかったのと、遊び始めた直後に仕事が忙しくなってしまい、まともにプレイできていませんでした。
    つまり、私自身は「死にゲー新規層」とほぼ同じなので、この記事は「今までプレイしたことないけど、FROM SOFTWAREの『死にゲー』が評判良いらしいのでやってみたい」という人向けに少しでも参考になる情報を、という趣旨になります。
    ネタバレも本意ではないので、かなり抽象的な内容にとどまる点はご容赦ください。
  • プレイ環境:PS5
  • 正式リリース前のテスト版
    ネットワークテストでプレイできる内容はゲーム本編の一部の機能に限定されており、一部のテキストやゲーム仕様も製品版とは異なるとのこと。
    当然、来年2月の発売までに変更・修正はあると思いますので、あくまで「製品の品質向上のためのテスト版」であることはご留意ください。

2 感想

(1)良かったと思うところ

  • グラフィックは最新コンソールのPS5だけあって流石です。息を飲む美しさです。「オープンフィールド」ということで見渡す限りの広大なフィールドが広がっていますが、遠景の光の表現や色使いが少し淡く、緻密な水彩画のような感じでした。とにかく美しい。今年、27インチのゲーミングモニターを新調したのですが、その甲斐があったと感じました。
  • FROM SOFTWAREさん自身が「オープンワールド」ではなく「オープンフィールド」と表現しているとのことで、確かに、フィールド上に落ちている木や石などのオブジェクトは踏みつけると折れる・転がるといった単なる障害物としての演出にとどまることが多く、例えばゼルダBotWのように、フィールド上のオブジェクトを利用する遊び(木を切り倒す、岩を上から落とす・転がす)といった要素は見当たりませんでした。
    しかし、だからといって没入感が削がれるというわけではなかったと思います。
    フィールドを走り回る馬は二段階ジャンプがあり、岩場や段差がある場所でも軽快に動き回れるのでストレスフリーでしたし、騎馬戦もスピード感があります。
    また、走り回っていると突然空から巨大な飛竜が舞い降りてきたり、巨人が高台(死角)から飛び降りてきて襲われたり、敵対勢力の集落(拠点)や隊列がマップ上に多く配置されているなど、変化に富むフィールドでした。
    洞窟や遺跡といったダンジョンは、広々としたフィールドの感覚とは打って変わって狭く薄暗い雰囲気ですが、逆にその落差がほど良い緊張感というかスリルを生み出していて、探索・探検している感じは抜群でした。個人的にはダンジョン等を探索しているときの緊張感はマインクラフトの洞窟探索に似ていると感じました。
  • 高所からの落下ダメージなし、武器は壊れない、セーブポイント(祝福)へのファストトラベルあり、ボス戦の直前にセーブポイントがありリトライやりやすい(攻略に集中できる)など、「アクションを楽しむ」という要素にとってストレスになりそうな点は極力排除されている印象です。
  • 私自身、アクションゲームは苦手で、ボス戦は何十回もリトライしました。かなり心は折られましたが、敵の動きをよく観察して1つ1つ避け方や攻撃のタイミングを詰めて行くと倒せるようになっていることが多く、アクションが苦手でも根気強くトライアンドエラーを繰り返すことが苦にならなければ、上達する楽しみや達成感を味わえると思います。(ただし、この点はテストプレイの範囲内ということもあり、ボス戦も実質的なチュートリアルのような位置づけかも知れません。それでも最終的にボスを倒せるようになると自信にはなりました。)

(2)少し残念だったところ

  • チュートリアルが終わるといきなり広大なフィールドに出され、多少迷いました。自由に行動できること自体は自分は好きなのですが、早く戦技(必殺技みたいなもの)や騎馬などのウリのアクションを試したいのに、そこまでの導線が初心者には少し分かりにくいように感じました。
  • ボス戦は、上記「(1)良かったところ」で書いたような達成感を味わえる半面、アクションが苦手な自分にとっては最初は理不尽さを感じる場面も多かった(テストプレイ期間中では攻略の糸口がつかめないボスもいました)。アクションRPGなので詰まったらレベル上げや装備強化などで対処することになると思いますが、今回のテストプレでそこまで手が回らなかったので難易度の妥当性は評価できず。ただ、何となくですが、現時点ではわりと序盤で挫折してしまう人が多そうな印象です(「難しい」というより、最初に感じる「理不尽さ」を乗り越えるモチベーションを維持するのが大変そうかなと)。
  • クラフト要素はポーチを自分で購入する必要があるのですが、最初は商人のメッセージがわかりにくかった。強制イベントによる自動入手で良いんじゃないの?とは思いました。
  • テストプレイ版だからなのか、何のために誰と戦っているのかストーリーがイマイチわかりませんでした(「群像劇」にも力を入れているとのことなので、製品版ではもっと演出があるのかもしれません)。
  • ネットワークテスト固有の環境のためかもしれまぜんが、ラグ・一時停止・画像解像度が極端に粗くなる瞬間が1時間に2,3回あるのが気になった。
  • 全体的に、チュートリアルというか、アイテムの消費などを気にせずにアクションを練習できるコンテンツがあると良いなと思いました。

以上

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