【体験版】自転車を漕いで流れる景色がどこか懐かしくもミステリアスな世界観(シーズン~未来への手紙~)

2023年1月31日発売予定 ©COVALENT MEDIA
プラットフォーム:PS4/PS5

どこか懐かしくもミステリアスな世界を自転車で旅するシーズン~未来への手紙~(体験版)をプレイしたので感想をお伝えします。

1 不思議な世界観

主人公。ビジュアルはトゥーンレンダリングのアニメ調。
「時間誤認症」というのが何かのキーになるのでしょうか?

スタート地点である小さな集落の中を歩き回って一定の情報を集め終わったら、集落から外の世界へ出ていよいよ冒険が始まる・・・というところで体験版は終了で、大体30分程度で終わるボリュームかと思います。

ビジュアルはトゥーンレンダリングのアニメ調で暖かさやどこか懐かしさを感じさせるのですが、スタート地点の集落に主人公以外の人影はなく、「時間誤認症」といった現実世界では聞きなれない言葉も出てきて、ミステリアスな雰囲気がプンプン漂っています。
プレステ公式の紹介ページでは「そうして、冒険は最大の疑問に繋がる。この季節は何なのか? そしてなぜ終わっていくのか? 次の季節が来たら、何が起こるのか……?」という言葉で締められているので、ほのぼのとした世界感を楽しむだけということは無さそうですね。

2 日記への記録はアルバムを作成するような感じ

ゲーム内容は、ゲーム世界の中を探索し、銅像・壁画・ポスター・放置されている小物などを写真に撮ったり、周囲の音を録音したりして日記に記録して行くと、次の目的や行き先がアンロックされて行く、という仕組みのようです。
この日記が意外と自由度が高く、写真やイラストを貼る位置を自由に動かせたりするので、思い出のアルバムを作成しているような感じでした。

3 自転車を漕ぐのが楽しい

体験版の最後は、集落から外の世界へ続く長い下り坂を、自転車に乗って一気に下って行くのですが、これがなかなか爽快でした。
コントローラーのR2ボタンとL2ボタンを交互に押して加速していくのですが、ボタンを押す回数・スピード・深さやコントローラーの振動といった手触り感と、画面の中での加速度合いが上手くハマっていて、「自転車を漕いでいる感覚」を上手く表現しているなあと感じました。
この辺はゲームならではのインタラクティブ(双方向)な表現方法だと思いますし、ゲーム体験としてもユニークだと思います。
移動もスピーディで心地よく、この暖かみのある景色を自転車を漕ぎながら眺めるだけでも結構癒されそうな印象です。

4 気になった点

写真撮影、録音、日記を開く、マップを開く、走るなどの多彩なコマンドがあるのですが、ゲーム画面上のUI表示が極力抑えられているため、最初は「操作方法の画面を開いて確認する」というのを繰り返していました。
ボタンの位置と機能をいったん覚えてしまえば操作はそれほど苦にならないでしょうが、慣れるまで時間がかかりそうな印象です。

5 こんな人におススメ

現実の窮屈さを忘れて、非日常的でミステリアスな世界を気の向くまま探索したい人におススメです。

以上、ご参考になれば幸いです。

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