ストレス解消手段としての「ゼルダの伝説 BREATH OF THE WILD」

発売日:2017年3月3日 © 2017 NINTENDO
プラットフォーム:Nintendo Switch、Wii U

1 ゼルダBotWの衝撃

2019年4月に遊んでいたソシャゲがサービス終了してしまい、代わりのゲームを探しているうちに、Nintendo Switchのブレス・オブ・ザ・ワイルド(BotW)にたどり着きました。

月並みなことしか言えませんが、BotWは本当に驚愕の一言。
ソシャゲを含む他人とのやり取りがあるオンライン型ゲームや対戦型ゲームが盛り上がる(eスポーツなど)のは何となく理解できるのですが、いわゆるオフゲーで「こんなに熱中できるゲームがあるのか。しかも、いい大人が。」と衝撃を受けました。

上手く言えないのですが、最近だと「没入感」とか「フロー状態」とか言われている感覚のことでしょうか。
まあ、要するにべらぼうに面白かった

2 ゼルダBotWの没入感

BotWの凄さや面白さは今や至る所で語り尽くされており、ゲーム批評の観点から何か新しいことを論じられるほどのバックグランウドも私にはありませんが、今のところ「没頭する」という点でBotWの右に出るゲームには出会っていない、というのが率直な感想です。
オープンワールドゲームの歴史や、いわゆるImmersive Sim (Immersive Simulation、没入型シミュレーション)というジャンルでの位置付けという文脈の中で、BotWの魅力を解説する記事としては下記の記事が詳しいと思います。

2017年4月5日付け電ファミニコゲーマー記事「ゼルダ新作は2D、3D…に続く「第三の波」をゲーム史にもたらすか? ゲームデザインの徹底分析で浮かぶ任天堂の“新境地”【寄稿:元任天堂・岡本基氏】」

BotWは本当によくできた「世界」で、モンスター相手でも単純に剣や弓で攻撃するだけでなく、坂の上から岩を転がしてぶつける、たいまつでモンスターに火をつけて燃やす(うっかり自分も燃えてゲームオーバーになることもありますが)、川に追い落として溺死させる、しゃがんでマップの起伏や茂みに隠れて戦闘自体を避ける、といった選択肢をプレーヤー側が自由に取れますし、木を切り倒して谷の向こうへ渡るための橋(ショートカット)として利用する、などフィールド上の大抵のモノや、風向き・天候といった要素までを自由に利用できる、といったイメージです。

発売から4年以上経過しても、猛者達は「グリッチ(glitch、バグや仕様の穴を利用する行為)」をも駆使して、日々、ミサイル並みのスピードでハイラルの世界を縦横無尽に駆け(飛び?)回りながら、いろんな遊び方を探求している、といった趣きでもあります。

3 ストレス解消「手段」としてのゲーム

私はどうやら内向的な資質が強いようで、結構1つの考えや悩みにとらわれがちという自覚があります。

10年ほど法務マンをやっていたので、法務部に持ち掛けられる案件に関して「何からどう手を付けていいやらさっぱり」みたいなことはだいぶ少なくなったのですが、突発・トラブル対応(大体は揉めごとや不祥事といった後ろ向き案件)など、情報も時間も周りからのサポートも制限される中で、何かしら「解決(らしきもの)」を求められる案件はゼロにはなりませんし、やはりこれが中々ストレスが大きい。

そういうとき、わりと自分は仕事を進める上で重要かどうかわからない(大抵の場合重要ではない)のに、「1つの考えが堂々巡りになって抜け出せない」という状況に陥ります。

強迫性障害|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

私自身は上記の「強迫性障害」の例に出てくる「何回も手を洗う」とか「戸締りをしたか異常に気になる」といったことはなく、日常生活に支障を来すこともないのですが、

強迫観念とは、頭から離れない考えのことで、その内容が「不合理」だとわかっていても、頭から追い払うことができません。

強迫性障害|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

この「強迫観念」という現象自体は「まあまあ自分にも起きてるかな」と自覚しています。

自分の経験上、この状態になったら「眠る」というのが一番の解消方法で、「一度頭をリセットする」という点において睡眠に勝るものはないと考えています。

しかし、堂々巡り中は脳が興奮状態にあるのか、中々寝付けないんですよね。

そんな時に自分が「効果があるな」と思っているのは、ゲームに没頭することだったりします。
堂々巡りと無関係なことに自分の脳みそを注目させ、強制的に無駄な循環を中断させるイメージですかね。

そして、BotWは圧倒的に「没頭できるゲーム」でした。
正直、精神的にもかなり救われたと思います。
「しっかり休む(眠る)」というのが本来的かつ最も効果のある手段だとは思いますが、そこに至るための障害を排除する(考えの堂々巡りを断ち切る)ために非常に有効という感じです。

「頭をリセットする(没頭する)」という意味では、瞑想して雑念を払う、運動する、ドラマや映画を見る、友人・家族と会話する、本を読む、買い物をするといった様々な手段が考えられますし、何が一番効果的かも人によって異なるとは思いますが、BotWは「そういった選択肢の1つに十分なりうる」という一例として、似たような悩みを抱えている方へお勧めしたいと考えています。

以上

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