2022年12月22日発売予定 ©dazkarat
プラットフォーム:Nintendo Switch
女性向け恋愛シミュレーションゲーム・・・。
任天堂では「乙女ゲーム」と呼ぶようです。
Nintendo Switchのゲームニュースチャンネルの中に「乙女ゲーム部」という任天堂のチャンネルがあることも初めて知りました。
ゲームブログをやっていなかったら、このジャンルを一度も経験することなく一生を終えていたことでしょう。
ということで、マジェスティック☆マジョリカルの体験版をプレイしたのでその感想をお伝えします。
※ジャンルとしてテキスト主体のストーリー展開がウリになるので、この記事では画像も含めた具体的な内容には言及していません。
1 予想をはるかに上回るリッチな内容
私は子供の頃からテキストベースのアドベンチャーゲーム(「新鬼ヶ島」「ファミコン探偵倶楽部」など)が結構好きでよく遊んでいました。
ただ、ゲーム機の性能が上がり3Dゲームが主体になってくると、ジャンルとしては廃れてしまったのか、新規タイトルをあまり見かけなくなって寂しく感じていたんですよね。
しかし、最近になって「バディミッション BOND」(2021年1月29日発売)など、マンガ(絵)・アニメ(声優)・ゲーム性(ルート分岐、探索、アクションなど)の良いトコ取りをしたようなゲームが登場するようになりました。
「マジェスティック☆マジョリカル」は、CVに梶裕貴さん、下野紘さんなど有名アニメでよく見る豪華声優陣があてられていますし、キャラクターデザイン・イラストの豊富さや多数のシナリオ分岐など、思った以上にかなりリッチな内容だなと感じました。
2 ゲームシステムは比較的オーソドックス
ゲームシステムとしてはパズルやミニゲームといった要素はないようで、要所での会話選択や行動選択でシナリオが分岐するオーソドックスなマルチエンドシステムのようです。
ゲーム性が薄いと言えば薄いですが、マンガやアニメと異なり、「プレーヤーの選択でストーリーが変化する」というゲームならでは作品性(ストーリーテリング)に力を入れているように感じました。
全体的な雰囲気としては、基本的に主人公はモテており周りの男性はみんな関心や好意を寄せている様子ですが、攻略対象の男性はツンデレが多く「いかにデレを引き出すかがポイント」みたいに感じました。
なんだろう・・・。
男のツンデレってのも意外と女性には需要があるんですかね?
3 テキスト量が豊富
体験版は導入部分だけですが、体験版の範囲だけでも読み終えるのに1時間近くかかったのでテキスト量はかなりのものでした。
それもそのはずで、Nintendo Switch版には、PC向けに発売されたvol.1から3までがセットで収録されているのに加え、新コンテンツ(サブキャラクターの執事「ジャスパー・ベリル」がメインキャラクターとなる新たな物語)も追加されています。
なので値段は結構高めかなと思いましたが、それ相応のボリュームはあると思います。
4 こんな人におススメ
リッチなボイスや豊富なテキスト量に支えられたパラレルワールドに浸ってリフレッシュしたい人におススメです。
以上、ご参考になれば幸いです。