【体験版】純粋に「オンライン」を避けてきた人のために「リメイク」されたオフライン版(ドラゴンクエストX オフライン)

2022年9月15日発売 © 2012,2022 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved. © SUGIYAMA KOBO ℗ SUGIYAMA KOBO
プラットフォーム:PS5/PS4、Nintendo Switch、Steam

このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

MMORPG(オンラインゲーム)の「ドラゴンクエスト10」をオフゲーとしてリメイクしたドラゴンクエストX オフラインの体験版をプレイしたのでその感想をお伝えします。

1 第一印象は「中途半端」だが・・・

私は同じスクエニのMMORPGでも「ドラ10」ではなく「FF14」をプレイしているので、「ドラ10」に関する予備知識はほとんど持っていません。

したがって、オンライン版を前提とした先入観もないので、割と純粋な「オフライン版単体」に対する感想になるかと思います。

で、率直に言うと第一印象は「ちょっと中途半端かなあ」というものでした。

上記画像はオフライン版のバトルの様子。

二頭身のキャラデザインはいいんですよ。

コマンドバトルだってファミコン世代の自分からすれば何も違和感はないですし、コマンドバトルなりの駆け引きや戦略もありますからね。

上記画像はフィールドマップの様子。

ただですね。。。

個人的にはマップのエリア制がもうちょっと何とかならなかったのかなあと。

具体的には1エリアはもっと広く、できればファミコン・スーファミ時代のような「地続きのワールドマップ」を歩き回れればもっと壮大な冒険感を味わえるのにと思いました。

上記画像の左側に出てくるマップは自分が今いる「エリア」を示すものなのですが、一番長い距離(マップ下のスタート地点から上の洞窟まで)でも走れば1分もかからない程度の距離です。

敵とのバトルがシンボルエンカウントということもあり、敵を避けて走り回れば3分くらいでマップの探索が終わってしまう感じです。

なんていうか、体験版は「ちょっと広い空き地や狭めの公園を歩き回ってる感覚」が常に付きまとっていたんですよね。

お手軽さやプレーヤーのストレス軽減も重要だとは思いますが、移動の手間への対応については「マウント」(乗り物)や「ファストトラベル(いわゆるワープ)」といった定番の方法も色々あるはずです。

キャラデザインが小さくなったのに併せて世界も小さくなってしまったような印象で、「なんか中途半端だなあ」という印象がぬぐえませんでした。

2 「オンライン」を避けてきた人のための「オフライン版」

そうは言っても、「1つのエリア(空間)を多人数で共有するオンライン版の世界」を「1人で遊ぶオフライン版の世界に引き直そうとしたらこうなるんだろうな」というのも分かるんですよね。

数十人~数百人のプレーヤーが集まるような広場(オンライン版)を、そのままの広さでオフライン版に再現しても「広すぎて逆に不自然」というのは容易に想像できるかと思います。

YouTubeのスクエニ公式チャンネルの動画(『ドラゴンクエストX』オフライン版が必要な理由と挑戦)でも似たような話をしています(22:33-26:22参照)。

また、同じような観点で、オンライン版の「大きな遊びの要素」であるバトルシステムや生産システムにも大幅な変更・簡略化が加えられているので、純粋に「1人で遊びたい人のためにオンライン版を『リメイク』したもの」と言って良いと思います。

したがって、この「ドラゴンクエストX オフライン」は、ただただ「オンラインだから」という理由だけでドラ10を遊べていなかった人のために作られたのは間違いありません。

3 カットシーンはボイス付きが多く豪華

その他に良かった点として、イベントでのカットシーンはボイス付きの場面が多く、「演出には結構力が入っているな」と感じました。

上記の公式動画によればオフライン版で初めてボイスが付いたNPCや場面も多いようなので、オンライン版でプレイ済みの人にとっても惹かれるポイントでしょう。

4 こんな人におススメ

ということで、ここは奇をてらわずにどうしても「オンライン」が引っ掛かってドラ10を遊べていなかった人におススメです。

以上、ご参考になれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA