2022年12月22日配信開始 © 2022 Wobbly Tooth Ltd
プラットフォーム:Nintendo Switch
FPSとステルスゲームを混ぜたようなヴァンパイア スレイヤー 〜復活〜の体験版をプレイしたのでその感想をお伝えします。
1 ゲーム概要
体験版でプレイできるのは「訓練」の「3 vs 3」モードだけで、試遊できるマップも1つだけとなっています。
ゲーム内容としては、任天堂のソフト紹介ページにも記載されているとおり、ヴァンパイアとスレイヤー(人間)の2つの陣営に分かれて戦う対戦型ゲームです。
ゲームモード選択画面を見る限り最大で6対6なので、1試合の決着までの時間は短く、テンポよく対戦を繰り返していく感じですね。
2 良かった点
特徴としては、スレイヤー(人間)側は主に銃で戦うため距離を取って一方的に攻撃することが可能な一方で、ヴァンパイを「キル」するためには「杭でトドメを刺さなければならない」ので、遠くから銃で撃っているだけでは勝利できない、という仕組みになっています。
また、スレイヤー(人間)の身体能力は低く、ジャンプ力は大したことありませんし、ヴァンパイアに殴られるとすぐにやられてしまいます。
一方で、ヴァンパイア側は飛び道具がないため、とにかくスレイヤー(人間)に近づいて打撃を与えるしか攻撃手段がありません。
その代わり、スレイヤー(人間)より圧倒的に身体能力が高く、ジャンプ力は10倍くらいありそうですし、スレイヤー(人間)に接近さえできれば一振り二振りで一気に複数人を「キル」できる攻撃力があります。
と、両陣営の特徴(攻撃方法、身体能力)が非対称というか「清々しいまでの両極端」という設定は、インディーズならではの尖ったゲームバランスで面白いと感じました。
3 気になった点
上記のようなゲームバランスを考えると、スレイヤー(人間)側はある程度固まり連携を取りながら行動してヴァンパイアを各個撃破、ヴァンパイア側は物陰などに隠れて待ち伏せ(ステルス、ゲリラ)戦法、というのが素直な戦術な気がしますが、逆に「これ以外やりようがあるか?」という感じもして何となくワンパターンな展開になりそうという印象を受けました。
何も連携を取らずに自由にやろうとすると、最終的には近接戦で決着をつける必要がある以上、ヴァンパイア側が有利(というか、スレイヤーが弱すぎ?)なようにも感じます。
実際、体験版の対CPU戦しかやっていませんが、個人的にはヴァンパイア側の方が倒したときの爽快感もあって楽しく感じました。
4 こんな人におススメ
操作が比較的シンプルで、ヴァンパイア側なら多少撃たれても死なないのでFPS初心者の方におススメです。
以上、ご参考になれば幸いです。