FF14を始めたらすぐに済ませた方が良いユーザーインターフェース設定(UI設定)についてです。
はじめに
ゲームパッド(コントローラー)でプレイする人でも、マウス&キーボードでプレイする人でも、ゲームを始めてみたけどキャラクターやカメラを自分のイメージ通りに操作できず、「何でこれができないの!?」とイラっと来る瞬間があるのではないでしょうか?
本来、FF14のUI設定は非常に自由度が高く、「自分がこうしたい」と思った設定は大体できる感じです。
それにもかかわらずイラっと来てしまう原因は「ゲームを始めたばかりでUIの設定変更や細かいカメラ操作などに慣れていない」ということがほとんどだと思います。
なので、必要最低限の設定はさっさと済ませて快適なゲーミングライフに入りたいですよね。
そこで、FF14を始めたら最初に済ませておいた方が良いおすすめのUI設定を解説します。
1 移動操作タイプ:「レガシー設定」
FF14を始めたばかりのときは、下の動画のような動きになっている場合が多いと思います。
(1)スタンダード設定の動き
これは移動操作タイプ設定が「スタンダード」になっている状態です。
スタンダードは、ゲーム内では「キャラクターの向きを基準に移動する操作タイプ」という説明がされています。
これはつまり カメラがキャラクターの真後ろの位置に固定され、カメラとキャラクターの向きが常に一致する状態 ということです。
ある意味「主観視点」(自分の視点)に近いですね。
(キャラクターが後ろを振り向かないと後方の視認ができないので)
そのため、キャラクターの向きを変えない限り、左右の移動は欽ちゃん走り(横走り、ストライフ移動)みたいな動きになりますし、画面の手前側(後ろ側)への移動は後ろ歩き(後退り)になります。
このカメラワークにはそもそも違和感を感じる人が多いのではないでしょうか?
また、後ろ歩きはスピードが遅いため、例えば範囲攻撃を後ろ側に避ける場合、後方へ素早く動くのためには常に「キャラの向きを変える」という操作を加える必要があるので、イラっと来る原因になります。
(2)レガシー設定の動き
これは移動操作タイプ設定が「レガシー」になっている状態です。
レガシーは、ゲーム内では「カメラの向きを基準に移動する操作タイプ」という説明がされています。
これはつまり カメラとキャラクターの向きが常に一致するわけではなく、第三者的視点でキャラクターをカメラ撮影しているのと同じ状態 ということです。
レガシーは「客観視点」(映画やテレビの登場人物を見るような視点)に近いですね。
(キャラクターの向きとは関係なく、カメラを動かすことでキャラクターの周囲の状況を視認できるので)
どちらかというと ゲームの操作としてはレガシー設定の方が違和感が少なく、また、範囲攻撃を画面の手前側(後ろ側)に避ける場合でも、キャラクターがクルっと振り返って画面手前に向かって「前進」するのでスムーズに避けることが可能です。
「スタンダード設定」は主観視点に近いので、慣れれば没入感を高めてくれるかもしれませんが、大抵の場合はギミック処理が思うように行かずイラっと来ると思います。
そこで、次に「レガシー設定」への変更手順をまとめておきます。
(3)レガシー設定への変更手順
ゲームパッドなら[STARTボタン]→下の画像の赤枠で囲った[キャラクターコンフィグ]を選択します。
マウス&キーボードならローマ数字「XIV」(システムメニューのアイコン)をクリックし、同じく[キャラクターコンフィグ]をクリックします。

キャラクターコンフィグ画面の
①「操作設定」を選択し、
②「全般タブ」の「移動操作タイプ設定」(赤枠で囲った部分)から[レガシー]を選択します。

2 カメラのズームイン/ズームアウト
カメラの操作はバトル中のギミック確認だけでなく、
- 目いっぱいズームアウトして美麗なグラフィックの全景を眺める
- ズームインして会話中のNPCの表情を観察する
- スクリーンショット(グループポーズ)の構図を調整する
など、プレイ中頻繁に使うため、快適なプレイには欠かせない操作です。
しかし、ゲームパッドでのカメラ操作が意外と分かりにくいので、ここでご紹介します。
(1)ゲームパッド(コントローラー):LBボタン+右スティック上下
FF14ゲームマニュアル・操作方法では「LBボタンを押しながら右スティックを上下に傾けると、カメラ位置の調整をすることができます。」と記載されているのですが、私はこの「カメラ位置の調整をすることができます」というのが、ズームイン・ズームアウトのことを言っていると気付けなかったんですよね。
早めに慣れると間違いなく快適度がアップします。
(2)マウス&キーボード:マウスホイールボタン
FF14ゲームマニュアル・操作方法では「マウス操作一覧」の画像の中で、ホイールボタンの機能の1つとして「カメラのズームイン/ズームアウト」が明記されており分かりやすい。
しかし、なぜゲームパッドの操作説明でははっきり書かないんでしょうね?
3 「敵キャストバー」の拡大設定
(1)敵キャストバーとは?
敵キャストバーとは、ターゲット選択をしている敵キャラが、何らかの詠唱付き攻撃やギミック(技)を実行するときに表示されるものです。
詠唱付き攻撃やギミックは威力や効果が強力なことが多いため、「敵キャストバー」は、
- 敵が強力な攻撃態勢に入ったこと
- その強力な攻撃が実行されるまでにどれくらいの時間的猶予があるか
という情報をプレーヤーに与えるもので、非常に重要です。
始めたばかりでFF14のバトルコンテンツがどんなものか知らない初心者が「敵キャストバーの設定を変更したい」と思うことは普通はないと思います。
しかし、一人前のヒカセンとしてFF14のバトルコンテンツを楽しめるようになるためには、この「敵キャストバー」の重要性を認識することが必須であり、遅かれ早かれ「敵キャストバー」が「いつ」「画面のどこに」「どのように表示されるか」について無関心ではいられなくなります。
であれば、最初から設定してしまいましょう。
(2)拡大設定の手順
ゲームパッドなら[STARTボタン]→下の画像の赤枠で囲った[HUDレイアウト変更]を選択します。
マウス&キーボードならローマ数字「XIV」 (システムメニューのアイコン) をクリックし、同じく[HUDレイアウト]をクリックします。

HUDレイアウト変更画面の
①「システム」を選択し、
②「Current Window」欄から「ターゲット情報」を選択します。すると、
③「ターゲット情報バー」が強調(選択)されます。

「ターゲット情報バー」が強調(選択)された状態で、「Current Window」欄の右側にある「個別HUD設定」(歯車マーク)を選択します。

初期設定は画像の赤枠のすぐ上にある「HUDを表示する」が選択されていると思いますが、赤枠で囲った「ターゲット情報の内容を分割して表示する」を選択します。

分割された「ターゲット情報」のうち、「ターゲット情報:キャストバー」(黄色線で囲った部分)のサイズを拡大します。
思い切って200%にしてしまいましょう。

拡大した敵キャストバーは自分の目に入りやすい場所に配置しましょう。お疲れさまでした!

(3)実戦でのキャストバー表示
カッターズクライのキマイラ教官で試してきました。
画面中央付近の黄色で点滅しているところが、拡大設定した「敵キャストバー」になります。
視認性はだいぶ良くなっていると思います。
「敵キャストバー」の拡大設定はちょっと面倒くさいですが、一回設定すれば終わりですし、何より今後のあなたの冒険・バトルが快適になるので、是非ともおすすめしたい設定です。
ここでご紹介した設定が新しくFF14を始めたプレーヤーの快適なプレイのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上



