FF14 脱・初心者への道③~ギャザクラ装備更新編

この記事は「FF14 脱・初心者への道①~ギャザラーレベリング編」と「FF14 脱・初心者への道②~クラフターレベリング編」の続きになります。
私は紅蓮(パッチ4.xシリーズ)の半ばころにギャザクラのレベリングを完了したのですが、その後、装備更新で半年くらい迷走したので、その反省も踏まえてギャザクラ装備更新のポイントをまとめました。

1 はじめに

この記事は、どちらかというとカンスト後すぐにできるようになること(装備修理、マテリア装着、流行りのリーヴ金策辺り)では飽き足らず、将来的に高難易度も含めたギャザクラコンテンツを目一杯楽しみたいという人向けの記事になります。
ただ、 ギャザクラにあまり力を入れるつもりがない人でも多少参考になるとは思います。

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2 そもそもFF14は装備更新がややこしい

FF14は戦闘職もギャザクラ職も装備更新が少々複雑です。
もちろん理由があっての複雑さですし、どういうコンテンツに行って何をやれば「より強い装備」を入手できるか?はある程度パターン化されているので、慣れの問題ではあります。

他方、自分が紅蓮のメインストーリーを完了した直後のことを考えると、「アラガントームストーンってなに?」って状態でしたし、そもそもトークン装備の存在すら把握していませんでした。

トークン(token):単語本来の意味は「証拠」「兆候」の意味。そこから派生して、ゲームでは「代用貨幣」「引換券」の意味で使用されることが多い。

当然、当時は「詩学」(=戦闘トークン=アラガントームストーンの一種)で交換できるガーロンド装備やイディル装備の存在すら知りませんでしたし、今思うとどうやってIL(アイテムレベル)を上げて行ったのかな?
メインストーリーを進める上で、ちょいちょいIL制限に引っ掛かってクエストを受注できなかった記憶はあるので、サブクエ報酬品・IDドロップ品・店売り品あたりで更新していたんでしょう。
(これは戦闘職のお話)

FF14はゴーイング・コンサーン (Going Concern、サービスの永続性)を前提とするMMORPGなので、戦闘職もギャザクラ職も数か月ごとに装備更新のタイミング(=メジャーパッチの実装)がやってきて、そのたびに「よりイケてる新たな装備」が実装されます。

他のRPGと同様、FF14でも装備更新は根幹を成すコンテンツとも言え、それゆえイケてる装備(強い、格好いい、おしゃれ、光るなど)の入手には時間を掛けて周回/難しいコンテンツをクリアして初めてもらるといった設計がされています。
そのため、「遊びとしての装備更新」がある程度複雑になるのも仕方ないところではあります。

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(1)戦闘職の場合

それでも戦闘職については、メインクエストの報酬品やストーリー上で通過するダンジョンのドロップ品などで順々に強い装備を入手できる導線があります。

また、普通は「もっと強くなりたい」というモチベーションが強いので、
「強くなるためにはILを上げる必要がある」
→「では、ILを上げるにはどうすれば良いか?」
→「最新パッチで一番ILが高い装備は何か?それはどうやったら入手できるのか?」とか、「サブジョブのレベリング装備(途中で不要になる装備)はあまりお金を掛けずに済ませたいなあ」といった具体的な課題やニーズに落とし込みやすい
なので、正解にたどり着くのはそれほど難しくありません。
(後はネットで調べるだけ)

そして、私が戦闘職の装備更新について理解していった流れは大体下記の感じでした。

  • ん?最新のIDや討滅戦をクリアすると、アラガントームストーン・〇〇(漢字二文字)とかいうのがもらえるな。
    どうやらこの アラガントームストーンのうち、最新の「〇〇」(パッチ6.51時点なら「神曲」)を貯めると、より強い装備と交換できるらしい。
    (=これがいわゆるトークン装備
  • さらに実装直後の「極」コンテンツをクリアすると、その時点のトークン装備よりちょっと強い武器を入手できるようだ。
    (注:例外はあります)
  • 最新パッチの最終装備を整えるためには、どうやら「零式」をクリアする必要があるらしい。
    だから「零式」実装直後はあんなにパーティ募集が乱立するのか。
    (「零式」のパーティ募集が乱立するのに気づいたのは「ノーマルレイド」をクリアして「零式」コンテンツを解放した後でした。「ノーマルレイド」 クリア前はパーティ募集が出ていることは一覧に表示されるものの、募集対象コンテンツは隠されたまま(何の募集かはわからない)ですし、パーティ参加もできません。)
  • しかし、実装直後の「零式」に挑むためには、その直前パッチの「トークン装備」では弱すぎてダメらしい。
    どうやら「新式装備」(最新の零式と同時に実装される装備で、プレーヤーによる製作・売買取引が可能な装備)を一式そろえたうえで、マテリア禁断・飯・薬といった強化手段もきっちり準備する必要があるようだ。
  • さらにしかし、零式をクリアしなくても最新アラガントームストーンをコツコツ集めれば最終的には零式装備と同等ILのトークン装備一式に更新できるようだ
    「新式装備」はあくまでより強い最新装備がそろうまでの繋ぎみたいだな。
    (時間はかかるけど)
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(2)ギャザクラ職の場合

戦闘職の装備更新について上記のように理解した前提で、さてギャザクラ装備はどうなっているのかなと色々見てみると、

  • ギャザクラ職にも「スクリップ」という「アラガントームストーン」のようなトークンが存在しており、この「スクリップ」と装備を交換できるようだ。
    しかも最新「トークン装備」のILが一番高い。
  • 戦闘職と同じく、ギャザクラ職にも「新式装備」があるな。
    しかも、ILやステータスの数値に関しても、戦闘職と同じく「新式装備」は最新「トークン装備」より一段劣るようだ。

ということで、ギャザクラ装備も「トークン装備と新式装備の関係は戦闘職と同じようなもんなんだろう」と、あまり深く考えずに「スクリップ」(トークン)をコツコツ集めてトークン装備を交換しながら徐々にILを上げて行こうと思ったんですよね。

しかしですね。。。
スクリップ集めをやり始めてから徐々に募る違和感。

ギャザラーで収集品採集に行くと、同じく採集に来ている先輩ギャザラーが何人かいる。
街中で収集品製作をしていると、やはり同じくシャキーンシャキーン製作している先輩クラフターが何人かいる。
何か「新式装備」の人多くね?
(紅蓮当時のギャザクラ最終装備「鬼師・山師装備」は、純和風の着物っぽい外観だったので特に目に付いたんですよねぇ)
あと、戦闘職の「トークン装備」と違って、ギャザクラの「トークン装備」はマテリア禁断装着できないぞ??

ということでさらに調べてみると、ギャザクラ装備については、

  • 「(最新の)トークン装備と新式装備の関係」は、ILはトークン装備の方が一段高く、そのため(当然のことながら)素の状態だとトークン装備の方がステータスは上
  • しかし、マテリアのガチ禁断(マテリア装着)込みだと新式装備の方がステータスは良くなる
    つまり、最強装備は「禁断済み新式装備」

という関係にあることがわかります。

この時点で何の迷いもなく「自分は最強装備を目指す」という人は、もうこの記事を読む必要はないかもしれません。
私も基本的には同じタイプです(笑)。

この ギャザクラのトークン装備と新式装備の関係は、FF14の仕様というわけではないでしょうが、おそらく当分は変わらないと思われます。

私がそのように考える理由は以下の2点です。

  • ギャザクラコンテンツはバトルコンテンツに比べると本格的に取り組む人がまだ多くはないこと
  • 多くのプレーヤーがギャザクラに期待している「遊び」は「金策」や「生活系コンテンツ」であって、「装備更新」ではないだろうという点

例えばですが、クラフターの高難易度レシピをバトルコンテンツの「極」や「零式」に相当するコンテンツと位置付け、この高難易度レシピをクリアするとより強力な装備が入手できるとします。
では、そのより強力な装備が前提となる「さらに難しいコンテンツ」のニーズがどれくらいあるか?

おそらくですが、バトルコンテンツの「絶」(「零式」のさらに上)と同じ位置づけのギャザクラコンテンツというのは、実際に遊ぶ人は「絶」以上に少ないでしょう。
また、レイドレースのようなネット配信で盛り上がるといった宣伝効果も、ギャザクラコンテンツでは想定しにくいように思います。
(何か良いアイデアありますかね?)

なので、禁断済み新式装備より強力な装備とそのより強力な装備が前提となる「さらに難しいコンテンツ」の実装は、現時点ではちょっと現実的ではないと思われます。

ただ、パッチ6.xシリーズの高難易度レシピは製作条件をクリアするためにガチのフル禁断が前提となるうえ、その製作物はマケボ取引が可能で実装当初は高額取引もされていました。

今後ギャザクラガチ勢が増えて盛り上がって行けば、こういった「金策にもなるギャザクラ・エンドコンテンツ」の種類も数も増える可能性はあると思います。
(なので、皆さんもギャザクラ頑張りましょう

他方で、戦闘職の新式装備と同じく、ガチ禁断ってかなり大変なんですよね。
私自身、各ギャザクラ職で共通の防具のガチ禁断は毎回やるのですが、各ジョブごとに別々となる主道具・副道具のガチ禁断までは手が回らないことの方が多いです。
(3職だけのギャザラーはともかく、8職あるクラフターはマテリアが100個や200個では当然足りません)

なので、以下、皆さんの目的やプレースタイルに合わせた方針に沿う選択ができるように、「トークン装備」or「禁断済み新式装備」でできること/できないことを比較整理してみたいと思います。

3 ギャザクラ「トークン装備」と「禁断済み新式装備」徹底比較

※以下、漆黒時代(レベル80キャップ時点)での装備比較ですが、パッチ6.5現在でも状況は同じです。

(1)ステータス比較

あくまで私個人の例です。

新式装備について、ちゃんとガチ禁断している場合のステータスは下記の数字よりもう少し上になります。
また、各ステータスの注記は、正確な定義が見当たらなかったので私の個人的理解になります。

ギャザラー
セイントランド装備禁断済みエースセチック装備
アイテムレベル (IL)500490
GP809844
獲得力24042703
識質力24042674

GP:Gathering Points。ギャザラーアクション(スキル)の使用に必要。戦闘職のMPみたいなもの。
獲得力:アイテムの入手率に影響。入手率100%未満の素材は採集に失敗することがある。
識質力:採集した素材がHQ(High Quality)になる率に影響。

※「識質力」について
パッチ6.0以降、採集素材からHQが消滅しました。
(今後のサービス長期継続を見据えたアイテム数のスリム化のため)
そのため、パッチ6.0以降、「識質力」から「技術力」(素材獲得数に影響)に変更されていますが、「トークン装備」と「禁断済み新式装備」の関係は同じなので修正せずに記載しています。

上記画像はギャザラー「トークン装備」(パッチ5.5時点)の「セイントランド装備」
上記画像はギャザラー「新式装備」(パッチ5.5時点)の「エースセチック装備」(禁断済み)
クラフター
セイントハンド装備禁断済みエースセチック装備
アイテムレベル (IL)500490
CP507542
作業精度26062769
加工精度24542758

CP:Crafting Points。クラフターアクション(スキル)の使用に必要。戦闘職のMPみたいなもの。
作業精度:「工数」を進める(増やす)度合いに影響。アイテムごとに設定された「工数」の値を超えると製作が完了する。
加工精度:「品質」を高める(増やす)度合いに影響。 製作品の「品質」が高ければ高いほど納品時の報酬が増える。

上記画像はクラフター「トークン装備」(パッチ5.5時点)の「セイントハンド装備」
上記画像はクラフター「新式装備」(パッチ5.5時点)の「エースセチック装備」(禁断済み)

(2)あまり差が出ないコンテンツ

「トークン装備」でも「禁断済み新式装備」でも大きな差は出ないコンテンツについてです。

ギャザラー

以下、基本的に採掘師と園芸師に限定されます。
漁師(釣り)はちょっと特殊なのでここでは除外して考えてください。

◆刻限の採集場所(「収集品として採集」後に「精選」)

「刻限の採集場所」とは、エオルゼア時間の特定の時間帯にしか出現しない採集ポイントのことで、そこで獲得できる素材を収集品として採集後、「精選」アクションを実行することで貴重なアイテム(「〇〇の霊砂」といった新式装備の素材となるものなど、マーケットで有望な商材になることが多い)を入手することができます。
「刻限の採集場所」は、採掘師アビリティ「トゥルー・オブ・ミネラル」(Lv46)/園芸師アビリティ「トゥルー・オブ・フォレスト」(Lv46)を習得後、採集手帳の通常カテゴリ欄に掲載されます。
「トークン装備」と「新式装備」で採集してみましたが、大きな違いは感じませんでした

上記画像は暁月エリアの「ルナクォーツ」の例。

◆未知の採集場所(収集品取引)

「未知の採集場所」とは、エオルゼア時間の特定の時間帯にしか出現しない採集ポイントのことで、そこで獲得できる素材を収集品として採集後、ロウェナ商会またはモーエン商会の「収集品納品窓口」に納品することでギャザラースクリップを獲得できます。
「未知の採集場所」は、採掘師アビリティ「トゥルー・オブ・ミネラル」(Lv46)/園芸師アビリティ「トゥルー・オブ・フォレスト」(Lv46)を習得後、採集手帳の通常カテゴリ欄に掲載されます。
「トークン装備」と「新式装備」で採集してみましたが、こちらも大きな違いは感じませんでした

上記画像は暁月エリアの「収集用のフリギアンゴールド」の例。

◆伝説の採集場所(新式素材、収集品)

「伝説の採集場所」とは、エオルゼア時間の特定の時間帯にしか出現しない採集ポイントのことで、ロウェナ商会またはモーエン商会の「収集品納品窓口」でギャザラースクリップと交換できる各地の「伝承録」を取得して初めて採集できるようになる場所です。
「伝説の採集場所」 で収集できる素材は「新式装備」の製作にとって大量に必要になることが多く、「零式」実装直後は大口需要が見込める有望商材の1つです。
「伝説の採集場所」は、 採掘師アビリティ「トゥルー・オブ・ミネラル」(Lv46)/園芸師アビリティ「トゥルー・オブ・フォレスト」(Lv46)を習得後、採集手帳のスペシャルカテゴリ欄に掲載されます。
「トークン装備」と「新式装備」で採集してみましたが、入手率や獲得個数ボーナスに差は出るものの、素材採集するだけなら大きな違いは感じませんでした

上記画像は暁月エリアの「極硬水」の例。
クラフター

収集品製作

いわゆるノーマルレシピの収集品製作について、「トークン装備」と「禁断済み新式装備」の双方で、それぞれ10回ずつ製作してみましたが、目立った差は出ませんでした

もちろん「トークン装備」はステータスが劣るので、例えば同じマクロを使用して製作した収集品の「品質(収集価値)」に関し、「禁断済み新式装備」の場合は全品(10/10)最大値まで上がった一方、「トークン装備」は2品(2/10)しか最大値まで上がらなかったという違いはありました。
しかし、「トークン装備」の場合でも3段階中最高ランクの報酬がもらえる収集価値(最大値よりは低い)を100%クリアしたので、実際上の差異はないと考えてよいでしょう。

【参考】「収集品コンテンツ」解放手順(Lv50以上)

手順クエスト名受注NPC
①スタート職人の新たなお仕事モルゲイン
イシュガルド:下層 X:10.1 Y:10.4
②解放リディルロナ(モードゥナ:X:22.3 Y:6.8)に紹介状を渡す。
上記画像は「収集品取引」レシピの「収集用のハイミスリル・ドワーヴングリモア」(Lv80)の例。
上記画像は「お得意様取引・デュランデル伯爵向け」レシピの「記念病院の絵画道具」の例。
上記画像は「イシュガルド復興・復興事業(その4)」ノーマルレシピの「第四次復興用のグロースフォーミュラ」の例。

(3)明確に差が出るコンテンツ

いわば「禁断済み新式装備」が必須のコンテンツについてです。

ギャザラー

ギャザラーに関しては、パッチ6.2点で実装された「無人島開拓」に関連して以下のアイテムが追加されました。

これらのアイテムは、“伝説素材(伝承録アイテム)でありながら収集品採集を行い、「精選」によりレアアイテムを低確率で入手可能” という新しいカテゴリの素材になります。
そして、これらのアイテムの「採集条件のクリア」や、「精選によるレアアイテムの入手条件クリア」のためには、「新式装備のガチ禁断」が必須となっている状況です。

ということで、ギャザラーに関しては、パッチ6.1までは「トークン装備」と「禁断済み新式装備」で明確な差が出るコンテンツは見当たらなかったのですが、パッチ6.2から上記のような明確に差が出るアイテムが登場しています。

また、漁師でヌシ釣りをコンプリートしたい場合も、そもそも数年単位の時間を覚悟する必要があるコンテンツですし、週に一回とか月に数回といったせっかくのチャンスを潰さないよう装備くらい最善を尽くす=「禁断済み新式装備」を準備すべきだとは思います。

クラフター

◆最新の秘伝書レシピ

6.3時点の「スクリップ装備」の場合、マテリアを装着すれば星3つレシピ(製作条件は「作業精度:3700以上、加工精度:3280以上」)を製作することは可能です。
ただ、「スクリップ装備」は禁断装着不可なので大幅なステータスの上昇は見込めません。
そのため、やはりステータス自体は低めになるので、禁断済み新式装備に比べるとHQ品を作るのにやや苦戦するのではないかと思います。

主福道具&左側:パーフェクショニスト装備、右側アクセサリー:禁断済みIL560製作装備

いずれにしても、紅蓮までの「座れれば(製作条件をクリアさえすれば)HQ品の製作が可能」という大味だった調整を反省し、漆黒(パッチ5.xシリーズ)でギャザクラのシステムに大規模な改修・システム整理が入りました。
その結果、暁月(パッチ6.xシリーズ)時点の運営の方針は「禁断済み新式装備の有用性が発揮されるように調整していく」というものです。
したがって、秘伝書レシピについては「スクリップ装備で製作できるが、やや苦戦する(不便)」という状況は今後も続くと思います。

上記画像は、パッチ5.5時点の錬金術師「秘伝書8巻」の「剛力の幻水G4」(★4つレシピ)の例。

◆高難易度レシピ

パッチ6.5時点での高難度レシピとして、大きく分けて下記の4つがあります。
①「スカイスチールツール・最終段階用レシピ」
②「イシュガルド復興(第二~四次復興)・高難度レシピ」
③「リスプレンデントツール・高難度レシピ」
④無人島関連施設、モーエンツール(第5~6段階強化)

上記のうち、①から③は過去パッチ(5.xシリーズ)での「高難度レシピ」なので、上記の6.5時点のスクリップ装備でも製作条件はクリアできます。
また、パッチ6.2以降で実装された④についても、マイスター・飯・薬なども使えば製作条件をクリアすること自体は可能なことが多いです。
しかし、実際に「スクリップ装備」で④の製作練習をすると、やはりステータス自体が低いため明らかに成功率が低い/完成品の品質が低いことが多いです。

まとめ

(1)ギャザラー

上記のように ギャザラーに関して「トークン装備」と「禁断済み新式装備」で明確な差が出るコンテンツは限定的ではあります。

ただし、パッチ6.2で明確に差が出るアイテムが実装されました。

もともとギャザクラは漆黒(パッチ5.xシリーズ)で大きな改修が入り、今後もギャザクラコンテンツの充実を図る基本方針だと思われるので、「禁断済み新式装備」が必須のコンテンツが増えて行く可能性が高いと思います。

(2)クラフター

以下の場合は「スクリップ装備」では不十分であり、「禁断済み新式装備」を用意すべきだと思います。

  • 「今後もギャザクラコンテンツを目一杯楽しみたい」(秘伝書レシピや高難度レシピなど)という場合
  • 「何なら積極的なマケボ取引で一攫千金狙うぜ」という場合

ただ、レベルカンスト直後のギャザクラ初級者がいきなり「禁断済み新式装備」を用意しようとしても、装備が貧弱なため素材の自力採集や自主製作はかなり難しいです。
また「最新のギャザクラ新式装備や禁断用マテリアをすべてマケボ買いする」というのも、ベテランプレーヤーでも怯むくらいの多額のギルが必要になる可能性が高いです。

つまり、カンスト後短期間で 「禁断済み新式装備」 を一式そろえるのはそう簡単なことではないので、適宜、トークン装備も活用することを考えた方が良いと思います。
逆に言うと、もし所持ギルに余裕がある場合や、最新のギャザクラ用新式装備が数万ギル程度のお手頃価格で出品されているのを発見した場合は、一気にギャザクラ最前線に追いつけるチャンスなので即購入をおススメします。

一方で、「とりあえずシステムからギル報酬をコツコツ引き出して地道に稼ぐので十分」(リーヴ金策など)ということであれば「スクリップ装備」でも問題ないかと思います。
ただし、MMOのゲーム内通貨は常にインフレとの戦いなので、ある日突然システムからのギル報酬が削除されるリスクはあります。

以上、ご参考になれば幸いです。

ギャザクラのすゝめ FF14の楽しみ方

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