ゲームで10㎏ダイエットしてみた

2021年6月に上海から日本へ帰国後、ゲームを楽しみながら半年ほどで10㎏減量できたので、ゲームレビューも兼ねてまとめました。

1 Before(2021年6月21日時点)

身長166.4㎝で体重74.2㎏、腹囲90㎝。。。
はい、デブですね。

うーん、まあ言い訳をするならば、2021年6月で中国赴任を終え6月6日に中国(上海)から日本へ帰国→14日間の隔離期間が明けた初日の6月21日に健康診断を受けたのですが、タイミングとしては帰国前の中国での送別会で飲み食い+自宅隔離期間中で出歩けなかったことにより、人生で一番太っていた時期ではありました。

2021年6月当時、上海市内ではコロナウィルスの新規の市中感染はほとんどなかったので、普通に飲食店を利用できる状況でした

また、中国では仕事が結構忙しかったこともあり「外食ばかりで運動もろくにせず」という状況だったので、この健康診断の結果自体はある程度予測できていました。
そのため、帰国したら「運動する習慣の再獲得(健康の維持)」を優先順位として上に置こうと決めていて、コロナ禍以降品薄で話題(室内での運動ニーズ?)になっていた「リングフィットアドベンチャー」(=筋トレ)と、有酸素運動系(=脂肪燃焼)として「フィットボクシング」をやってみたいなーと考えていました。

そこで、帰国後の手続周りや生活環境の構築がひと段落した7月初旬から「リングフィットアドベンチャー+フィットボクシング」の組み合わせを軸に運動を開始。

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2 After(2021年12月28日時点)

2021年12月28日時点の体重

ということで、半年弱で10㎏ほど減量しました。

(1)基本的なルーチン

スケジュール

「月曜休み(運動なし)、火~日の週6日運動」という1週間単位で考えていました。
このスケジュール自体は、自分の人生で一番体を酷使したであろう高校時代の部活(ラグビー)のスケジュールに合わせただけで特に深い理由はありません。

私自身は筋トレや減量に関する専門的知識はありませんが、今回久しぶりに運動を習慣化して思ったのはやっぱり「継続」が大事なんじゃないかなという点ですかね。
個人差はあると思いますが、週に5~6日運動していても、数日や1週間程度の体重の推移だけで見ると「ほとんど変化なし」とか、逆に「増えている」なんてことも普通にあります。
それでも、さらに期間を伸ばして4週単位とか12週(3か月)単位で折れ線グラフにすると、傾きにバラツキはあっても必ず右肩下がりになっていたので、モチベーション維持としては役に立ったと思います。

運動の順番

運動の順番は「リングフィットアドベンチャー」(筋トレ)→「フィットボクシング」(脂肪燃焼)という順番でやっていました。
この順番にも特に深い理由はないのですが、ラグビーをやっていたときの個人的な経験から、脂肪燃焼系の運動の後に筋トレをやろうとすると、どうしても筋トレが辛くなって手を抜きがちになるためです。

脂肪燃焼系の運動も、単に走るだけの長距離走とかだと同じく手を抜きがちになるのですが、ディフェンス(相手)もいてボールを使った実戦的な練習とか特定の体の使い方みたいな運動だと、ある程度疲れがあっても集中できる(手を抜かずに一生懸命やれる)ケースが多いというか。

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(2)自分が気を付けていたこと

◆減量中はストレス・欲望との戦い
これも個人差はあるのかもしれませんが、私自身は「ストレスフリーに○○ダイエット」みたいな話は全く信用していません。
高校時代にそれなりに運動していた/体を鍛えていた経験があることとも関係しているかも知れませんが、

消費エネルギー(カロリー)>摂取エネルギー(カロリー)

だからこそ痩せるのであって、必然的に減量は「体は常にエネルギー不足だし、食べ物を欲しているし、脂肪だけでなく筋肉も落ちていく状態」を維持することだと理解しています。

なので、
①食事は糖質・資質・タンパク質、その他栄養素ともにバランスよく摂取。
②減量中は脂肪とともに筋肉も落ちるが、筋トレで元の筋肉を維持する(早めに復活させる)。
③「空腹をうまくごまかすこと」と「我慢ばかりではなくたまには好きなおやつや料理を食べること」のバランス。
を意識していました。

①食事

糖質については、朝は食パン・夜は白米で普通に主食にしていましたが、昼食は基本的に糖質なしのメニューを心がけていました。
タンパク質は鶏むね肉(サラダチキンなど)や大豆(納豆、SOYJOYなどの大豆粉焼き菓子系など)が中心。
あとは甘味料を加えてなさそうな野菜ジュースと玄米ブランなども、ビタミンが豊富そうなので日常的に食べています。
近くのスーパーで安売りしていたということが大きい理由でもあるのですが、これまでのところ、肌荒れや体調不良といった症状は幸いにも出ていません。

②運動

リングフィットアドベンチャー:負荷30、アドベンチャーモード20分程度
フィットボクシング:45~50分程度(デイリーのエクササイズで「おまかせ」の最長モード)
もちろん、最初は「負荷30」とか「最長モード」でやるのはツラすぎたので、リングフィットアドベンチャーは「負荷18」から、フィットボクシングは15~20分程度の「最短モード」からスタートしました。3か月くらいかけて徐々に負荷を上げていきました。
その他に、室内だけだとやはり限界があると思うので、買い物や気分転換の散歩などでいつもより少し遠くの店や公園に行くなど、ウォーキングも意識して行っていました。

③空腹をどこまで我慢するか

上記②の運動と関連するのですが、空腹を感じたら買い物や散歩に出かけて気を紛らわすようにしていました。自分の場合、ゲームや漫画といった室内での活動より、体を動かした方が空腹を感じにくかったためです。
ただ、やはり「どうしても腹が減って仕事に集中できない」とか「体を動かしても気が紛れない」というタイミングはあるので、そういう場合はスナック菓子類(ポテチとか)などは食べていました(週に1回くらい)。
上でも書きましたが、減量中は常に体はストレスを受け続けている状態だと考えているので、あまり無理をせずに多少は「自分を甘やかす」ことも必要ではないかと思います。
(それを口実に消費エネルギー<摂取エネルギーの状態が続くようでは元も子もないですが)

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3 半年でどれくらいやり込んでいるか?

(1)リングフィットアドベンチャー(Nintendo Switch)

発売日:2019年10月18日 ©2019 Nintendo
※リングフィットアドベンチャーは「Nintendo Switch Lite」ではプレイできないのでご注意。

2021年12月31日時点

トータルで42時間程度ですね。
意外と少ないのかな?

リングフィットアドベンチャーについては「所詮ゲームだから、これだけじゃ大した効果がない」みたいなレビューも見たのですが、個人的にはそんなことはなく「適正な負荷でちゃんとやれば十分キツイ」というのが正直な感想す。
(要するに「効果がある」)

ただ、私自身は過去に「体育大出身のコーチの下でトレーニング器具を使って定期的にウェイトトレーニングをしたことがある」とか「翌日に筋肉痛で階段を立って上り下りできないくらいのハードな練習」とかを経験しているので、何となく「どれくらい負荷を掛ければ効果があるか」「どれくらいが(今の)自分の限界か」というのが、ある程度は自分でわかるつもりです。

なので、そもそも「日常的に運動していた経験がない」という方にとっては、「適正な負荷のかけ方」自体が意外と難しいのかもしれません。
この辺はケガの可能性もあるので非常に難しいですが、リングフィットアドベンチャーに関して言えば、ゲーム画面上の主人公キャラの動きはデフォルメされているところがあるので、画面の端に映っている「ミブリさん」(のっぺらぼうの動作見本キャラクター)をまねした方が良いと思います。

また、分量については「3か月くらいでクリアできる」という話も聞いたのですが、私の場合は半年たってもまだクリアできていません
クエストを100%消化しようとしているせいかも知れませんが、分量は相当あると思います。

(2)フィットボクシング(Nintendo Switch)

発売日:2018年12月20日 ©Imagineer Co., Ltd.

2021年12月31日時点

トータルで115時間、推定消費カロリーは6万kcal、パンチ数は20万発以上と、こちらはそれなりの運動量になってますかね。

フィットボクシングは、巷で言われているように「リズムゲー」といった感じが強く「しっかり動いて汗をかければオーケー」なのでケガの心配はそれほどないかと思います。
ただ、最長モードの45~50分のエクササイズをしっかりやると(特に夏場は)かなりの発汗量になるので、水分補給はしっかり行った方が良いです。

フィットボクシングについては、この半年で取れるアイテムは大体取り終わったようなので、年明けから「フィットボクシング2」に移行する予定です。

4 まとめ

2021年6月の健康診断では「目標体重は60.9㎏」と言われ、とりあえずそこを目標にしているので、年明け以降も減量継続の予定です。
あとは、ゲームの内容うんぬんよりも重要なのが、「継続」「習慣化」までの道のりをどう乗り越えて行くかという辺りでしょうか。

私自身は、2021年は中国からの帰任など、生活環境の面でも仕事の面でも大きな変化があった1年だったので、そういった外部要因を上手く利用できた側面はあったかなと思います。
とはいえ、その根底には「より健康に、楽しく生きたい」というのがありますし、来年もしっかり「継続」して行けるように頑張りたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

以上

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