「セガサターン・初代プレステ・NINTENDO64の次世代機戦争を再現してみたい」「現世代ゲーム機の勝者はだれか?」など、自分だけのストーリーを公式データとグラフアニメーションで再現してみよう。
図表
ファミコン以降のゲーム専用機別・累積普及台数の推移(全世界ベース)
特徴
ファミコン以降の40年以上に及ぶゲーム専用機の歴史について、ただの台数ランキングを棒グラフで焼き直しただけみたいな一覧表ではちょっと物足りない。
- セガサターン、初代プレステ、NINTENDO64の次世代機戦争を再現してみたい
- 現世代ゲーム機の勝者はだれか?
こういった自分だけのコンセプトやストーリーに応じて、ゲーム専用機の歴史を手軽に切り取って楽しむ方法はないだろうか?
使い方
> デフォルト表示
初期状態はファミコン以降の任天堂据置機8機種が選択されています。
> インタラクション
ファミコン以降のゲーム専用機25機種(携帯機含む)について、任意の機種をボタン形式で自由に選択・解除することができます。
読解
1983年7月のファミコンの登場以降、娯楽の1つとして全世界で定着し、いまや一家に一台どころか一人に一台くらいのレベルで広がりつつある家庭用ゲーム専用機。
40年以上にわたる歴史のなかで、大人も子供も、何かしら思い入れのある機種もあることでしょう。
テレビゲーム業界においておそらく異論をはさむ余地はないであろう孤高の強者・任天堂は、いわゆる据置機では浮き沈みが結構激しく、当たり外れの明暗がくっきり分かれる娯楽産業の難しさを浮き彫りにしています。
しかし、波乱万丈な据置機に対して、任天堂の携帯機については安定していますね。
3DSが発売当初のスタートダッシュに失敗したことは否定できないですが、終わってみれば約7600万台の販売台数であり十分成功と評価できる結果だと思います。
これに対し、テレビゲーム業界におけるもう一方の雄、ソニー・プレイステーション陣営の普及台数はとても安定しています。
特にプレイステーション2(2000年3月発売)の最終累計台数1億6000万台の記録はいまだに破られていません。
Nintendo Switchがこの記録に迫ってはいますが、すでに後継機のNintendo Switch 2が発売されて世代交代のタイミングに入っているため、残り700万台以上を上積みできるかは少し不透明でしょうか。
ただ逆に言うと、プレステ陣営自身も、20年以上PS2を超える機種を生み出せていません。
そのため、なかなか殻を破れないというか、ハード・ソフトともに開発コストは上がっているのに現状維持が精一杯で、マーケットの成長という観点では足踏み状態が続いている、という見方もできるかもしれません。
こんな感じで、「むかし遊んだゲーム機の売れ行きを見て子供時代を懐かしむ」「最新ゲーム機のトレンドはどうなってる?」など、自分だけの興味・関心に従って、最新の一次資料に基づく40年以上に及ぶゲーム専用機のデータを手軽に切り取ってお楽しみください。
補完
注記
図表タイプ
累積度数曲線
対象期間
1983年7月~2025年6月
ゲーム専用機の略記一覧
FC:ファミリーコンピュータ
MD:メガドライブ
GB:ゲームボーイ
SFC:スーパーファミコン
SS:セガサターン
PS:プレイステーション
N64:NINTENDO64
DC:ドリームキャスト
WS:ワンダースワン
PS2:プレイステーション2
GBA:ゲームボーイアドバンス
GC:ニンテンドーゲームキューブ
Xbox:Xbox
DS:ニンテンドーDS
PSP:プレイステーション・ポータブル
X360:Xbox 360
PS3:プレイステーション3
Wii:Wii
3DS:ニンテンドー3DS
PSV:プレイステーション ヴィータ
WiiU:Wii U
PS4:プレイステーション4
NS:Nintendo Switch
PS5:プレイステーション5
NS2:Nintendo Switch 2
その他
あくまで当ブログが、一般に公開されている情報を集めて「販売台数データ」として集計しているにすぎません。
日本国内で販売され、流通したすべてのゲーム専用機を網羅しているわけではない点につき、ご了承ください。
なので、もし上記の「情報源」以外に一般的に閲覧できる良い時系列データがあれば、ぜひコメントなどで教えてほしいです。
以上