2022年12月15日発売 ©SAT-BOX
プラットフォーム:Nintendo Switch
1人~6人まで遊べるミニゲーム(パーティゲーム)を集めたParty Party Time(パーティパーティタイム)の体験版を遊んでみたので感想をお伝えします。
1 ミニゲームは全部で28種類
ミニゲームは全部で28種類収録されており、体験版では1つめの「ブロックワイパー」というゲームだけをお試しで遊ぶことができます。
「ブロックワイパー」は、さすまたのような形をしたトンボ?を使って、フィールド中央に降ってくるブロックを制限時間内にできるだけ多く自分の穴に押し込んだ人が勝ち、というゲームです。
直感的に分かりやすく操作も難しくないので、テレビゲームをまだ一人では遊べないような小さなお子さんでも家族や友達とワイワイ楽しめるのではないかと思います。
パーティゲーム(ミニゲーム集)なので、その他のゲームも複数人で楽しめるものが多いのだろうと思います。
2 最大のウリは「お手頃価格」
本作はダウンロード販売のみの定価500円(税込み)ですが、なんと2023年2月21日23時59分まではセール価格の300円(税込み)という安さ。
開発会社のSAT-BOXさんのホームページを見ると、この会社さんはどちらかというと大作ゲームではなく、規模の小さいソフトや受託開発案件を短納期で仕上げることに強みがあるようです。
それにしても「Party Party Time」は驚異の安さではありますが、きっとSAT-BOXさんもこのソフトで大きく利益を上げようというわけではなく、自社の商品ラインナップの充実・技術力アピール・若手社員の育成といった「お金には直接つながらないメリット」を重視しているのでしょう。
3 買う側の視点
しかしですね。。。
このジャンルは競合ソフトが強力すぎますよね。
そう、任天堂の「マリオパーティ」シリーズ。
Nintendo Switch向けでは「スーパーマリオパーティ」と「マリオパーティ スーパースターズ」。
大人でも子供でも、ゲームに「なじみがある」なら多少値が張っても「マリオパーティ」の方を選ぶ人が多いんじゃないでしょうか。
ただ、逆に言うと、ゲームに「なじみがない」人なら、お手頃価格のこの「Party Party Time」から遊んでみるというのは理に適っていると思うんですよね。
私の中国赴任中の同僚(Iさん)の話で、Iさん本人は仕事用のビザでご家族より先に中国に渡航していて、その2~3か月後に奥さんとお子さん2人(幼稚園児)が家族用のビザで渡航してくるという手はずだったのですが、たまたまご家族の渡航時期とIさんの2週間の長期出張が重なったことがありました。
当然、Iさんはご家族の受け入れのために様々な買い出しをしていたのですが、お子さん向けの玩具の1つとしてNintendo Switchを購入していました。
Iさんは私がゲーム好きなのを知っていたので、「小さい子でも遊べるゲームがないか」という相談を私にしてきました。
少し話を聞くと「Iさんのお子さんはテレビゲームを遊んだことがない」とのことだったので、当時の私は「『マリオパーティ』と『世界のアソビ大全51』ならミニゲーム集なので、テレビゲームが初めての幼稚園児でも遊べるものはあるんじゃないか」と答えました。
ただ、テレビゲームを遊んだことがない小さいお子さんが初めて遊んで楽しめるか?(上手く一人で遊べるか?)という点に不安はありましたし、今から思い返しても、こういったケースで初めて親が子供に買い与えるゲームが「フルプライスのゲーム」というのも少し仰々しいのかなとも思います。
なので、そういう意味ではこの格安の「Party Party Time」は「初めてテレビゲームを遊ぶ小さいお子さん」向けとしてピッタリなのではないかと思います。
4 こんな人におススメ
ということで、これからお子さんに初めてテレビゲームを買い与える親御さんにおススメです。
以上、ご参考になれば幸いです。