操作方法にちょっとクセがありますが、慣れてしまえば速いパス回しでゴールを量産していくスピード感と爽快感が味わえます。
この「今でもまた遊びたい」と思わせる古のサッカーゲームの魅力と遊び方をご紹介。
2025年3月28日午前10時まで Nintendo Switch Online で配信されていましたが、現在は配信停止となっています。
またいつか、スパイクチュンソフトから遊べる形(クラシックコレクションみたいな感じとか・・・)で世に出してもらえることを願っております。
1 楽しみ方
発売日:1991年12月13日 ©Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.
細かい操作方法はともかく、とりあえず雰囲気を掴んでもらうために基本テクニックの解説動画を作成しました。
ニンテンドークラシックミニのページに掲載中の説明書(4,5頁の見開き抜粋)でも操作方法の確認ができます。
上記の動画には入れなかったのですが、キーパーと2対1のときは下記のようなYボタンパス(下向き矢印「↓」が表示されている味方に向かってパス)を使ったゴールの仕方もあります。
ただし、キーパーが強い(守備範囲が広い)チームだと失敗することが多くなります。
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2 自分が初めて「やり込んだ」ゲーム
買った当初は「ちょっと失敗したかなー」って思ったんですよ。
いや、対人戦ではすんごい楽しめるゲームだし、最終的に一人プレイでもそんなことは全くなかったんですけどね。
スーパーファミコンのソフトなので、当時、自分は中学生でした。
クリスマスか何かのタイミングでスーファミを買ってもらえることになって、さあ「自分的スーファミローンチタイトルに何を揃える?」ということで、ファミマガ、ファミ通、マル勝エンジン?辺りのゲーム雑誌を3冊くらい買い込み、各種ソフトのレビュー・評価をじっくり吟味し、厳選に厳選を重ねました。
しかし、なけなしの小遣いを貯めて買った「自分的スーファミローンチタイトル」なんて、せいぜい2つか3つなわけで、1か月もすれば大体クリアするか飽きて遊ぶソフトが無くなるわけですよ。
んで、「せっかく買ったんだし、スーパーフォーメーションサッカーやるか~」って引っ張り出して遊ぶんですが、やはり大抵どのチームには一人いるやたら素早い中盤のCPUにはすぐにボールを奪われるし、シュートもたまにゴール端っこに入るけどやはり中々入らないし、最弱チームのベルギーにも全く勝てないし、「そもそも何でCPUはこんなに速いパス回しやシュートが打てるんだよ!?」と段々怒りが積もって、ここで初めて説明書を読む。
「ああ、なるほど、速いパスやシュートはこうやれば打てるのか」という感じで読み進めているうちに、「ん?そうすると、ゴールの隅っこに、こんな感じで速いシュート打てば入るんかな?」と人生初のゲーム検証。
あ、入った。
キーパー諦めてやがる。
という感じで、「何か思いついたらゲームで検証」というのを繰り返しているうちに、CPU戦もだんだん楽に勝てるようになっていき、最終的に「対CPU戦の基本」みたいな動画が作れるくらいに無事ハマっていきました。
よかった、よかった。
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3 辛口HUMAN戦
このゲームでは、練習試合の「EXHIBITION」と、16チームの中から1チームを選び、残りの15チームと総当たりで対戦していく「HUMAN CUP」があります。
そして、「HUMAN CUP」を最後まで勝ち抜くと、最後に現れるのが本作最強の「HUMAN」チーム(いわゆるラスボス)。「HUMAN CUP」モードではプレーヤーは選択できないチームです。
そしてさらに、
「『HUMAN』チームに勝利して、HUMAN CUPが終わるとどうなる?」
「知らんのか?」
「辛口モードが始まる」
ということで、ノーマルモードのエンディング最後に表示されるパスワードを入れると、辛口モードに挑戦できます。
せっかくなので、結構リハビリに時間をかけて、辛口HUMAN戦まで挑んできました。
・・・相変わらずの凶悪ぶり。
Nintendo SwitchのJoy-Conでは限界を感じたため、Switchに対応しているスーパーファミコンタイプの別売りコントローラー(8Bitdo SN30 PRO)を購入しました。
結論
十字キーは偉大。
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4 まとめ
このゲームもほぼ30年前のゲームですが、こうやって今でも普通に遊べるのはホントにありがたいですね。
もちろん「また遊びたい」と思わせる魅力がこのゲームに備わっているからこそ、きちんとアーカイブされ、時間が経過しても、我々一般のプレーヤーが遊べる状態で継続的に提供されるのだと思います。
しかし、同じくらい価値のある面白いゲームでも、時間の試練に敗北し、今はもう遊べないゲームも多いんだろうなとも思います。
自分としては「ゲームの保存」というテーマに関心を持つ切っ掛けになったゲームです。
今後も色んなゲームの楽しみ方を伝えていきたいと思います。
以上