FF14|脱・初心者への道④~スクリップ集め編

「何をやるか?」「どうやってギルを稼ぐか?」はプレーヤー次第なのがギャザクラ。

ただ、もし「何から着手すればいいかイマイチわからん」という人は、最低限「スクリップ集め」だけでもやっておくとよいかも。

※パッチ7.2対応済み

1 はじめに

(1)私も最初は苦労しました・・・

ギャザクラ職のレベリングを完了した後「さあ何から手を付けるか?」という問題ですが、これが意外と難しいんですよね。

私は最初「戦闘職の場合と同じように徐々にILを上げて行くんだろう」と考え、

  • まず苦労して集めたスクリップ(ギャザクラ向けトークン)をギャザクラ版AF装備(意外とお洒落)と交換。
  • そのAF装備の(IL)に適した難度のコンテンツを消化しながら上位のトークン装備に段階的に更新していく。

という感じでギャザクラ生活をスタートしました。

しかし、装備が貧弱なうちはスクリップの入手も労力(特に時間)がかかるし、頑張ってAF装備をそろえたものの何だかスクリップ稼ぎが楽になった実感もない

「そもそも何のために装備更新するだっけ?ギャザクラは生産職なんだし、ギルを稼ぎたいんだけど。」と初心に帰ってマーケットボードをのぞいてみるものの、「自分が持っているアイテムで高値が付いているものはほとんどないし、そもそも稼げるアイテムって何だ?」という状態で、何から手を付ければ良いのさっぱりかわからんと思ったものです。

こんな感じでギャザクラをやるモチベーションが落ちて行って、ジョブクエをやった後は放置という人も結構いるのではないでしょうか。

(2)カンスト後のコンテンツ

そもそも、ギャザクラ職のレベルカンスト後に想定されているコンテンツはバトルコンテンツのそれとは「位置づけ」や「性格」が若干異なっています

「クロニクルクエスト」や「高難易度コンテンツ」(極、零式など)といった比較的わかりやすい「レベルカンスト後のコンテンツ(かつ、それをクリアして行けば自動的に装備も強化されていくもの)」が用意されています。

クロニクルクエスト
クロニクル(chronicle)は「年代記」や「(壮大な)物語」を意味する言葉です。
FF14のコンテンツでは、三闘神、四聖獣奇譚、ウェルリト戦役や、ノーマルレイド、24人レイドなどを指して使われることが多いです。
メインストーリー上の必須クエストではありませんが、ただのサブクエとは異なり、複数パッチを跨ぐストーリー展開や独自キャラクターの登場など分量・質ともに長大なクエストです。

レベルカンスト後のギャザクラ専用コンテンツ

紅蓮(パッチ4.xシリーズ)までは「クロニクルクエスト」 や「高難易度コンテンツ」に相当する「特別に用意されたレベルカンスト後のギャザクラ用コンテンツ」はないに等しい状況でした。

しかし、漆黒(パッチ5.xシリーズ)以降、「高難度レシピ」や「ランキング戦(イシュガルド復興)」といった明らかに「特別感」のあるコンテンツが実装されるようになりました。

システムからギルを引き出すコンテンツ

リーヴ金策のようなシステムからギルをコツコツ引き出して資産を築くという遊びもギャザクラコンテンツとして重要なのは間違いありません。

ただし、ゲーム内でのインフレ懸念がある以上、制限や修正が入る可能性が高いので「マケボでの対人取引」に比べるとどうしても限界があるかなという気がします。
(あまりに多くのギルを排出するコンテンツは遅かれ早かれ潰さざるを得ない)


生活系コンテンツの一環としてのギャザクラ

多くのプレーヤーがギャザクラに期待している「遊び」は、依然として「金策」や「生活系コンテンツ」だと思います。

その観点からすると、レベルカンスト後のギャザクラコンテンツとしては、やはりマケボでの対人取引が一番稼げる/MMOならではのゲーム体験というのが現状でしょう。

例えば、「レアアイテムの販売で数百~数千万ギルの大金が一気に手に入ったぜ!!」とか、商戦(零式実装時の新式装備など、特定のアイテムがよく売れる「書き入れどき」)期間中の「作ったそばから新式装備がガンガン売れてウハウハだぜ!」とか、「自分の銘が入った製作アイテムが売れて嬉しい!」といった遊び方ですね

そして、マケボでの対人取引は各プレーヤーの取引目的(億万長者を目指すのか、必要最低限あれば良いのか)に応じてプレーヤーの数だけ遊び方があるので、マケボ取引の経験が少ないギャザクラ初級者にとって「わかりやすい目標・行動指針」にはなりにくいんですよね。
(とりあえず、最初は不用品を練習台として、マケボでの取引履歴を見て「売れそう」かつ「できれば利益が出る」価格で出品するところから始める感じでしょうか)

そこで、「レベリングが完了したからギャザクラコンテンツもやってみたいんだけど、何から着手すればいいかイマイチわからん」という人向けに、とりあえず最低限やっておいて損はないこととして「スクリップ集め」を解説したいと思います。

2 スクリップとは?

まず、スクリップとはなんぞや?という点ですが、ギャザクラ職のいずれかがレベル50に達した後に開始できる「収集品取引」の報酬トークンのことです。

バトルコンテンツのトークン「アラガントームストーン」と同様に、スクリップ(ギャザクラ用トークン)は様々なアイテム(装備品や素材などなど)と交換できます。

このスクリップにはギャザラースクリップクラフタースクリップの2種類があり、一部の都市にある「収集品納入窓口」に指定の「収集品」を納品することでスクリップを入手し、すぐ隣の「スクリップ取引窓口」でアイテムと交換する、という流れになります。

さらに「ギャザラースクリップ」と「クラフタースクリップ」は、それぞれ 紫貨(下位トークン=排出量が多い。読みは「しか」)橙貨(上位トークン=排出量は少なめ。読みは「とうか」)の2種類に分かれるので、2×2の合計4種類存在します(7.xシリーズ)

このギャザクラスクリップは、「上位版・下位版に分かれる点」や「装備・アイテムと交換できる点」でアラガントームストーンと似ています。
(ただし、上位版トークンである「紫貨」の取得に週制限はないといった相違点もあります)

なので、「ギャザクラ版アラガントームストーン」=「ギャザクラスクリップ」だとざっくり理解しても問題ないでしょう

したがって、ギャザクラ職のレベルカンスト後は、報酬として「スクリップ」をもらえるコンテンツをこなし、装備を整えて行ったり、素材と交換してアイテム製作やマケボ取引を行ったりする、というのが基本路線の1つになります。

以下、「スクリップ」の主な取得方法と「初級者は何から手を付けるべきか?」という観点から検討します。

(1)主な取得方法

収集品取引
手順クエスト名受注NPC
①スタート職人の新たなお仕事モルゲイン
イシュガルド:下層 X:10.1 Y:10.4
②解放リディルロナ(モードゥナ:X:22.3 Y:6.8)に紹介状を渡す。


ただし、上位版スクリップが報酬となる収集品はそれなりに採集・製作の難易度が高くなるので、もし装備が整っておらず採集・製作につまずくようなら、次の「お得意様取引」で上位版スクリップを入手して行きましょう。

お得意様取引

オーシャンフィッシング(漁師専用コンテンツ)

(2)何から手を付けるか?

スクリップ集めという観点では「収集品取引」が一番効率が良いのですが、装備が整うまでは「紫貨」(上位版トークン)集めが難しいという難点があります。

なので、

この場合は素直に「収集品取引」をメインに取り組み、「お得意様取引」や「オーシャンフィッシング」はお好みで、ということになります。

リテイナーのレベルが低い場合は、素材収集の効率アップのためにも積極的にリテイナーベンチャーに派遣してリテイナーを育てた方が良いでしょう。

最新版のトークン装備の入手には上位版スクリップ(6.xシリーズでは「紫貨」)が必要となります。

「紫貨」が得られる収集品の採集や製作もそれなりに難易度が上がるので、もし「収集品取引」につまづくようなら、「お得意様取引」と「オーシャンフィッシング」である程度時間をかけてスクリップを集めて行くことになります。

「時間はかかるもの」と割り切ってリテイナー育成と一緒に着実に進めて行くと良いと思います。

3 ギャザクラスクリップの使い道

さて、上記までは「レベリング完了後の次の目標を明確にする」という観点で「スクリップ集め」にフォーカスしましたが、「スクリップ集め(とそれに付随する装備更新)」自体は手段であって目的ではありません。

そして、その「目的」はプレーヤーごとに異なる点は冒頭でも触れた通りなので、後は各自の「目的」に沿って自分で考えてもらうしかありません。

ギャザクラは良くも悪くも「何をやるか?」は自由なのです。

とはいえ、最初はやはり「何が何だかわからない」状態だと思うので(自分がそうでした)、以下ギャザクラスクリップの代表的な使い道を簡単にまとめておきたいと思います。

(1)ギャザラー

紫貨(下位トークン)

橙貨(上位トークン)

(2)クラフター

紫貨(下位トークン)

橙貨(上位トークン)

4 最後に

今回で「中級者への第一歩」=ギャザクラ入門編はいったん終了です。

思いのほか長くなってしまいましたが、ギャザクラ職のレベリングが完了した後のイメージは持てたでしょうか?

いよいよ中級者としての道を歩み始めた皆さんが、私のように迷走することなくスムーズに必要なコンテンツに取り組めるよう参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

以上

参考記事

オーシャンフィッシング1航海で2万点越えを狙える知識・情報(全18航路別の狙う魚、適切な餌、立ち回り)のまとめです。

初心者、サメマウント狙い、称号「Master of the Sea」狙いの人向けの内容です。

FF14「高難易度レシピ」について、手動で製作するために必須となる基本的な考え方や基礎知識をまとめました。

また、過去の高難易度レシピのうち、マクロで製作可能なものはマクロ例も記載しています。

2 COMMENTS

Anna

最近FF14を始めてギャザクラばかり進めてたんですがスクリップ、お得意様、収集品に関することがよくわかっていなかったので頭の整理に繋がりました。ありがとうございます。記事がとても読みやすかったです

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ガッツ

>Annaさん
コメントありがとうございます!参考になったようで良かったです。
ギャザクラは、最初は少しとっつきにくいところがありますが、やること/やれることは沢山ありますし、マイペースで楽しみながら頑張ってください!

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