【体験版】便利機能で気軽に色んなタイプの女性とのコミュニケーションを楽しめるテキストADV(ハルキス)

2023年1月23日発売予定 © GIGA/ENTERGRAM
プラットフォーム:PS4、Nintendo Switch

2015年に18禁美少女ゲームとしてPC向けに発売された「ハルキス」が、PS4とNintendo Switch向けに移植され2023年1月23日に発売されるとのことで、体験版の配信が開始されました。
その体験版をプレイしたので感想をお伝えします。

1 ゲーム概要

任天堂の紹介ページではCEROレーティング:D(17才以上対象)となっており、「オリジナルPC版の18禁美少女ゲームからエロ要素をほぼほぼ修正して一般コンシューマ機向けに移植」という、何かしらオリジナルPC版に力があるからこその展開かと思われます。
しかし、ウィッチズガーデンも同様の美少女ゲームでしたし、「オリジナルPC版の18禁美少女ゲームからエロ要素をほぼほぼ修正した家庭用コンシューマ機版」って意外と需要あるもんなんですね。

もちろん上記画像のキャラ以外にも女性キャラはたくさん登場します。

体験版ではやはりゲーム本編に関わる内容はほとんどなく、基本的に女性キャラの「顔見せ」(キャバクラかよ!)という感じでした。
ただ、1つだけ主人公の会話選択で分岐が発生する箇所があり、その後のストーリーも変わっていたので比較的オーソドックスな「会話・行動選択で分岐が複数発生するマルチエンディングの恋愛ADVゲーム」だろうと思います。

2 良かった点

(1)ボイス量が豊富

主要な女性キャラはほぼ全編ボイス付きで、少なくとも体験版を見る限り「使い回しできるセリフのみとか、セリフの途中までしかボイスが入っていない」ということは無さそうだったので、この点は大きな魅力だと思います。
「フルボイス」と謳われていても「全シーンに一応ボイスが入るだけで、実際はセリフの一部のみ」みたいなパターンも少なくないですからね。

(2)便利機能

既に見たことのある特定のシーンやセリフを見返したくなったときに、「クイックジャンプ」という機能ですぐにそのシーンに飛べるのは便利でした。
逆に、一度見たシーンやセリフは自動で早送りする機能もあるので周回プレイもしやすいでしょう。
やはりテキストベースのゲームなので、文章量は膨大になりますし、ゲームの性質上シナリオ分岐も多く発生するでしょう。
なので、こういったユーザーフレンドリーなUIというかシステムで遊びやすさに配慮していると感じました。

3 気になる点

背景や場面転換の際に、たまに映像がカクついたり処理落ち?で一瞬暗転することが何回かありました。
たまたま私の環境が原因(いわゆる「おま環」)なだけかもしれませんが、購入を検討されるなら一度体験版を試してみた方が良いと思います。

あとは、アニメーションが控えめ(表情の変化と立ちポーズが多少変わるくらい)なのと、女性キャラのポーズ(手の構えなど)が同じものが多いのは多少気になりました。
要するに「演出は控えめ」ということになりますが、一方で、上記の「良かった点」で触れたようにボイス量や便利機能は充実しているので、周回プレイを想定したゲーム設計ということかもしれません。

4 こんな人におススメ

キャバクラのようなノリで色んなタイプの女性とやり取りを楽しみたい人におススメです。

以上、ご参考になれば幸いです。

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