2022年12月1日発売 © 2022 Below the Tower Ltd. 販売元・ライセンス帰属先:Thalamus Digital Publishing Ltd.
プラットフォーム:Nintendo Switch
シンプルながらも手順の解明が詰将棋のようなインディーズのパズルゲーム「Millie and Molly」の体験版をプレイしたのでその感想をお伝えします。
1 ゲーム概要
また、障害物にはいくつか種類があって、モンスターのほかに、土(モンスターと同様に横から触れると消せる)、岩(横から触れても消えないが横から押すと移動させることができる)などもあります。
体験版で試遊できる範囲はステージ25まででしたが、ゲームが進めば障害物の種類も増えるかもしれません。
一部のモンスターは「飛ぶことができる」という設定で、この「飛べるモンスター」は「高い位置に浮いている(足場を消しても落ちて来ない)」のでどういう手順で足場を作るか?というのが大事になります。
ステージ20くらいまでは1キャラでの操作方法のチュートリアルで、ステージ21から25までが2キャラを交代しながらパズルを解いていくためのチュートリアルとなっています。
体験版はステージ25までなのでステージ26からが本番ということでしょう。
体験版の範囲でも悩むステージは2つ3つあったので、ゲームが進めばかなり歯応えが出てくるのではと思いました。
2 良かった点
解法の手順が大事なので「間違うと詰み(クリア不能)」という場面が多くなるのですが、リセット以外にも巻き戻し機能があって簡単にリトライできる点は良かったと思います。
最初から手順を間違えていると多少巻き戻したところであまり意味はないのですが、いろいろ試行錯誤する上でリトライの労力が小さいので挫折しにくいと思います。
また、上記画像はステージ17のスタート時の画面です。
ゴールの「宙に浮いているコウモリ?を消す(横から触る)」ためには「岩を2つ積み上げないと届かない」わけですが、「じゃあ岩を2つ積み上げるにはどういう手順で行動をすればいいか?」と考えて行くことになります。
このステージ自体はそれほど難しくありませんが、ゴールから一手一手遡って「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤するのが詰将棋に似ているイメージで、こういうパズルが好きな人はかなり楽しめるのではと思います。
3 気になった点
上記のようにかなり理詰めのパズルゲームなので、好き嫌いがはっきり分かれそうというのと、雰囲気や価格の割に小さいお子さんが遊ぶには難易度がちょっと高いと思います。
4 こんな人におススメ
将棋やチェスなどの理詰めのボードゲームが好きな人は楽しめると思います。
以上、ご参考になれば幸いです。